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No.113 未来の人間

私の言っている世界は頭の世界とは違うのです。自分たちの中にあるバイブレーションの世界なのですね。アンテナのようなものを張って生きていく世界というのですか。 ものの善し悪しとか知識とかそういう世界とは違って、波動をとらえていくのです。バイブレーションの世界です。バイブレーションは頭とは違うのですね。 人間の背骨の中にあるのです。背骨の中にあるそのA点と言いますか、胸の後ろの位置、背骨の中にそういう発信所があるわけです。 その発信所で生きるか頭で生きるかという二つがあるわけです。今まで人間は6000年間ほど頭で生きてきたのです。心とか精神とか言いまして、頭を中心に生きたわけです。 ところがそういう世界は良い世界ではなく、本当はバイブレーションで、背骨の中の発信所で生きないといけないわけです。 それなのに今まで6000年間、頭で生きてきたのです。そういうものをつくった文明を精神文明と言ったのです。 頭でものを考えて、頭で反応して、そしてああしようこうしようと言ってきた。本当は背骨の発信所のバイブレーションの機械を動かさないといけないわけです。

その世界には善し悪しというのはないのです。頭の世界はあれは三角ですとか丸ですとか、それは間違っているとかそういう考えはいけないとか、悪い人だとかいう世界です。 バイブレーションの世界には善し悪しはないのです。善し悪しのない世界に入ったら気楽ですね。もう大助かりですね。善し悪しのない世界…で。その背骨のバイブレーションという世界は、これはもう機械ですね。発信所のような機械があるわけです。 簡単に言えば、その世界に行くと善し悪しがない、波動の細かいか荒いかというそういう世界があって、この世界がインスピレーションの世界なのです。 ビリビリビリビリとくる世界ですね。そしてインスピレーション、その発信所を活用して生きている人が発明家になったりしているわけです。 アインシュタインにしろニュートンにしろ、いろんな人たちはその体の中の機械を使って発信しているわけです。 ズーッと発信していると反応がやってくるわけですね。あっちへぶつかって、またその反応が自分の発信地、受信所に帰ってくる。それでハッと受けとめるわけです。そういう人々がいろんな発見をしているわけですね。 ニュートンでも引力をハッと感じとったわけです。頭では知ると言いますね。「アッ知った」と。知識の世界では知ったと言うのですね。あの人は1+1=2だということを知った。 こんなことを知ったという世界です。しかしその奥の世界は知った世界と違って感じた世界です。引力があると感じたのです。ビリビリビリと感応するのですね。感じた世界。 そういうことで多くの人々はこの精神とか知識とかで生きている。頭を使って生きています。

ところが本当の人間というのは、そんなものとは違ってバイブレーションの世界で生きている。自分たちはこれから振動の世界、バイブレーションの世界で生きないといけないわけです。 バイブレーションの世界で生きるということは、簡単に言って、もう善悪とか、間違っているとか間違っていないとかいう世界を離れるわけです。 そしてきれいな、小鳥が飛んでいるようなさわやかさがあるわけです。小鳥が飛んでいたら気持ちがいいでしょう。見ていてもさわやかですね。トンビが上昇気流にのってスーッと飛んで行ったら気持ちがいいでしょう。 ああいうものには良いとか悪いとか何もないですね。間違っているとか何もない。知ったとか何もない。感じるでしょう。またトンボが秋になったら飛んでいるでしょう。フワーッと。それは、こちらに何か感じるでしょう。いい気もちだなぁ。あぁトンボが飛んでいるなぁと。 それは知ったというのとは違いますね。感じるわけです。どんなことを感じたのかと言われても言えないでしょう。知識の世界だったら、これはこうですああですとはっきり言えるわけです。しかし感じる世界になったらはっきり言えないのです。 いい気持ちだということぐらいは言えるけれど、どんなにいい気持ちかということは言えないわけです。それほど幅が広いわけです。限定されていないわけです。そういう幅広い世界に自分が入っていくと、幅が広い平和な世界になりますね。 善し悪しの世界と違うのですから。知識の世界だったら、自分はもっと修養しもっと考え方を改めていい人間になりましょうとか思うのですが、そんなことをいくらしてもダメなのです。 そういう知識の世界とか精神の世界では自分に厳しければ厳しいほど、また他人にも厳しいでしょう。自分に要求する厳しさと同じほど他人にも要求する。美しいこと良いこと、やさしいこと親切なことを要求する。 しかしバイブレーションの世界には要求がないのです。ただもう震えるしかないというのですか、ビリビリビリ震える。感応する。震えるしかないのです。いいですね。




歌っても
そこから真実な響きが流れてくるもの
そんなに歌える者
何も歌っていなくても
その顔から 真実な響きが流れてくるもの
そんな顔である者
行動一つでも
そこから真実な響きが 流れてくるもの
そんな者である者
言語にしても
真実なる響きが流れてくるもの
同情でもなく 愛でもなく
神話がその言語に 行動に
顔に 歌にある者
本物 本物 そこいらにあるものでなく
そこいらにこしらえられて あるものでなしに
本物そのものが そこにある者
それは 他に少しも関わりをもたない者から
生まれる

本物 本物
男や女も中途から 現れたものである
人も宇宙も 中途から現れたものである
本物 本物
それは 波動の世界から 入ってゆけるものである
それは 幾何学的構図の
重なりの 「ふるえ」から入ってゆける
「ふるえ」の中には 人間も宇宙もない
ただ「ふるえ」のみがある